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2008-02-22(Fri)

ポコちゃん

会社を出ようと準備をしていると、RaBオーナーからメールが。

「瀕死の子猫がいる。ミルク飲んでくれない」

すぐに電話して「人間用ミルクは下痢するからあげないで。暖かくしてあげてくれ」と伝え会社を飛び出した。会社近くにペットショップはないが小さい動物病院がある。猫用ミルクは売っているだろうか?売ってなくても病院で使う分があるはず、なんとしてもゲットしようと思い動物病院に駆け込んだ。売っていた。西日暮里のRaBへ急いだ。途中オーナーとメールのやりとり、「息はしてるけど身体はちょいつめたい、タオルかけてあげた」とのこと。今行くから待ってろ猫ちゃん!

RaB近くの車道脇にその子は横たわっていた。赤がかった茶色の毛並みはボサボサ、乳離れはとっくにしたぐらいの大きさだが、ガリガリに痩せ細り目ヤニで目が開かず鼻がカサカサに乾いている。心地良いとは言えないにおいがする。一見大きな外傷はなさそうに見えたが尋常じゃない弱りっぷり。それでも野良育ちだから人に近づかれるがいやなのか、嗄れてつぶれた声にならない声で鳴きながら頭を持ち上げ前足をかいて逃げようとジタバタする。でも動けない。「怖くないから、大丈夫だから、じっとしてて」

段ボールを探して来て入れてやりタオルを掛け、お湯を湧かしてミルクを作る。布に湿らせて口元に持って行っても飲みそうな気配を見せない。呼吸がゼーゼーとひどく苦しそう。口の端にミルクを一滴ずつ垂らしてあげると口の中にミルクが少し入っては行くが飲み込めないようだ。やっぱり人がいやなのか段ボールの外に頭を出してもがくが頭は段ボールの外にダラリと垂れるばかり。口は鳴いているがもう声が全くでず空気だけがもれる。「大丈夫だからじっとしてて」と繰り返し声をかけて頭をささえてやる。ジタバタが止まったので段ボールに入れなおしてやり、もう少しミルクをやってみるも飲めない。「明日病院に連れ行ってあげるからそれまでがんばれー!」人がいる方がいやかもしれないと思い、道路脇の隅の方の暗いところに段ボールを移動してひとりにしておいた。

今日クライミング初体験の友達を連れて行ったのに猫につきっきりで友達はほったらかし。すずめちゃんがずっと面倒を見てくれてた。ごめんね、チャンプ。ありがと、すずめちゃん。

少しジム内で過ごした後様子を見に行った。段ボールに近づくと、さっきまでと気配が違う。寝てるのかな?暗くて様子がよくわからない。街灯の明かりが届くところへ段ボールをそっと運び猫に手を触れた。静かすぎる。冷たい?いや、気のせいだ。ますます弱って来たのか、触れても反応がない。そっと揺すってみた。動かない。さっきまでは身体全体で苦しそうに息をしていたのに、その動きが感じられない。頭を持ち上げて見た。身体も一緒に持ち上がった。気のせいではなく、冷たかった。固かった。ゴルフボールのような涙が止めどなくボトボト落ちた。

うちには猫が2匹いるが、もう1匹いたらいいなー、と最近漠然と思い続けていて、もしどこかで仔猫を拾ったらうちの子になってもらおうと昨日決めたばかりだった。だから今日オーナーからの連絡をもらって、ずっと名前を考えていた。嬉しかった。「ポコちゃん」と言う名前が浮かんでいた。 

ポコちゃんが倒れていたRaB近くの道路脇、草木が生えたちっこい空き地に穴を堀り、タオルにくるんで埋めてあげた。ポコちゃんの兄弟や親なのだろうか?野良猫が二匹姿を表し、少し離れたところで鳴いていた。

ごめんねポコちゃん。またどこかで逢おうね。そしてもしよかったら、次こそはうちの子になってください。


おやすみポコちゃん
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ポコミルク
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